こちらの画面を見て頂くとわかりますが、ヒコーキマークがついているのにGoogleMapが表示されています。右はそれをピンチインした画面です。
つまり、オフラインでGoogleMapが利用できちゃうんです^^
最近はSC-03Dをメインで使っているため、X10は回線を解約してWi-Fiで利用しています。
そんなX10でもオフラインで地図が見られるようになって便利^^
それにメインのSC-03Dでも効果があります。
オンラインで地図を見ていると随時通信を行っているのでバッテリー消費が高くなりますが、この方法ならバッテリー消費を抑える効果があるからです。
今日はこのオフライン地図を用意する手順を紹介したいと思います。
手順と言ってもGoogleMapをダウンロードできるソフトを使ってダウンロードして、オフラインで地図を閲覧出来るアプリをいれる、というそれだけのことです。
ただ、GoogleMapは20ものレイヤーに分かれています。
つまりダウンロードに結構時間がかかります。
住宅地図レベルのズームレベル19のレイヤーが特に重いです。
なので、事前に必要な場所を特定してその部分だけをダウンロードするのがオススメです。
ちなみに、営業用に23区付近をカバーする範囲でダウンロードしたところ、20Mぐらいの速度環境で4時間ぐらいかかりました。
ダウンロードする最初の一手間だけ面倒ですが、一度ダウンロードしてしまえば呼び出しも早く、電波の届かないところでも地図が見られますので非常に便利です。
GoogleMapをダウンロードする
この作業はPCで行います。
ちなみに、かめの環境はWindows7 64bitです。
Mobile_Atlas_Creator_1.8_SQLite.zip をダウンロードして適当な場所に解凍します。
フォルダ内にあるMobile Atlas Creator.exeを実行します。(インストールは不要)
まずは、左側メニューのMap sourceで「Google Maps」を選択します。
すると、右側にマップが表示されるようになります。
次にZoom Levelsで必要なレイヤーを選びます。数が大きくなるほど詳細な地図を表示出来ますが、ダウンロードに時間がかかります。
そして地図側でどの部分をダウンロードするか範囲を決めます。
右クリックでドラッグする感じで操作すると地図上で移動出来ます。
左クリックでドラッグして範囲を決めます。
範囲を決めたら、Atlas Content のとこのNameに名前をいれてAdd selectionをクリックしてそのエリアを保存します。ちなみに Unnamed atlas は右クリックからリネーム可能です。
Atlas settings の部分はそのままでOK。
Saved profiles 内のCreate atlas をクリックすると地図作成が開始されます。
あとは出来るまで待ちます。
完了すると、右下のOpen Atlas Folder がクリックできるようになるので、これをクリックします。
「.sqlitedb」という拡張子のファイルができあがっていれば成功です。
オフライン地図を表示するアプリ「RMaps」
オフライン地図を表示するアプリはいくつか有りましたが、RMaps(無料)というアプリが軽く直感的に操作可能だったのでこれにしてみました。
このページの一番上の画像はこのアプリのスクリーンショットです。
スマホからRMapsと検索してアプリをインストールします。
ここで、スマホとPCを接続して、先ほど作成したファイルを、
SDカード内の /rmaps/maps/ の中に入れます。
入れたらアプリを起動します。
メニューから、その他>設定>User defined maps を選択します。
そこで、作成した地図データファイルにチェックを入れます。
その後、メニュー画面に戻り、マップをタップします。
これで作成した地図が表示されるようになりました。
回線を切って確認してみましょう。
RMapsはかなり便利なアプリです。
例えば、地図をロングタップすることで、その地点をオフライン上にマーキングすることができます。
これ、意外に便利なんすよ^^
あとは、メニューからその他>GPS Status から GPS Status という無料アプリをダウンロードしておくと更に便利になります。
回線オフの状態でも、GPSをONにしておけば、オフラインマップ上に現在地を表示出来ます。
登山とか、電波が入らなそうな場所に行くときに、オフライン地図は最高に役に立ちます。
今度山登りするときは、X10にオフライン地図をいれ地図専用端末として携帯したいと思ってます。
いろいろな用途があると思いますが、事前に数時間余裕がある時は訪問場所の地図をダウンロードしておくと幸せになれそうです。