昨日の日経Web刊に面白い記事があった。
ドコモは4月を目処にスマートフォンと既存の「iモード」対応携帯電話の事業組織を一本化するらしい。
つまりは、iモードのサービスをAndroidなどのスマートフォン向けに提供してくれるようになるということなので、これはいろいろと便利かもしれないですね。
「iチャネル」などの各種情報提供サービスをやっているところと、動画などのコンテンツを手がけるコンシューマサービスをやっているところが、スマートフォン向けにアプリやコンテンツを用意する「スマートフォン事業推進室」のサービス開発部門と統合されるということなので、スマートフォンの性能を生かしたアプリ&iモードサービスみたいなものが登場するかもしれませんね。
具体的には、位置情報から終電情報などを知らせる「iコンシェル」をスマートフォンで提供する、ということが決まっているみたいです。
でも・・・
こういうサービス向上は嬉しいんですけど、高性能になるにつれ、「バッテリー問題」が浮上しますよね。
おそらく、ドコモから発売される夏モデルのスマートフォンは、防水有りのおサイフケータイありのワンセグ有りのiモードもありで、すっかりガラパゴス化されたスマートフォンばかり出てくる感じなんでしょうね。
そうかんがえると、ある意味余計な機能を入れていない Xperia は最強なのかもしれないな。
「高機能化 VS バッテリー問題」はいたちごっこですね。
いかにバッテリー消費量を抑えるか、これはこれからも課題になりそうです。。。
また、スマートフォンの電話相談窓口の体制も刷新するそうです。
今まではスマホ専用窓口は250人(通常の電話相談窓口が2,500人だから1割ぐらい)だったが、年内には既存の窓口から1~2割をスマホ窓口に移動するとのこと。
2011年3月期には、携帯電話販売の約3分の1をスマートフォンが占める見通しで、スマートフォン利用者のデータ通信収入は既存の携帯電話利用者に比べて、なんと1.6倍だそうですよ!
そりゃ、更なる収益拡大にはスマホを売っていくしかないでしょうね。
AUのように宣伝ばかりに力をいれるのではなくて、まずは「サービスとサポートの充実」を考えるドコモはやっぱり素晴らしいと思います。
しっかり収益を上げてもらって、テザリングもこのままグレーな感じで行ってくれるといいですね^^